金融情報発信.blog

元証券→商社勤務。お金に関する情報提供していくので、一緒に学んでいきましょう!

注目銘柄・米株編🇺🇸

皆さん、こんばんわ🌃

本日は雨☔️でしたが、どうお過ごしだったでしょうか?良い一日を過ごせましたか?😌

 

長らくお待たせしました注目銘柄・米株編です🙌

これまでこのカテゴリーでは日本企業を紹介してきましたが、今回はアメリカ🇺🇸で注目すべき企業を2社ご紹介します😃

 

PLTR(パランティア・テクノロジーズ)

注目ポイント💡 上場後初の黒字転換

f:id:kkkk18222606:20210924132158j:plain

会社概要:2020年9月30日に上場したばかりの会社で、主にビッグデータと呼ばれる莫大なデータの分析・解析のプラットフォームを提供しています。

ここが今買いである理由を③つのポイントに沿って、説明していきます☝️

安定した2つの事業を収益源に成長⤴️

主要商品を大きく分けると、公的機関向けの『Palantir Gotham』(ゴッサム)民間企業向けの『Palantir Foundry』(ファウンドリー)の2つが稼ぎ柱となっています。

 1つ目の『Palantir Gotham』はテロ対策用のサービスです上空から映像を通して、膨大な画像データを解析し、異常がないか分析することで、「リスク対策」に特化しています。

f:id:kkkk18222606:20210925150928j:plain

そのため、顧客には国防省やCIA、FBI等の防衛・謀報機関がこのシステムを導入しており、予算の大きい顧客が取引相手であることも強みと言えます。また今後、国家間の競争において、AIの優位性が更に重要になることを考えると、契約規模も更に大きくなることが予想されます。 

 2つ目のPalantir Foundry』は一般企業向けのデータ分析・解析ソフトウェアです。導入することで、企業は1つのプラットフォームで様々なデータやツールを統合・解析することができ、「業務効率化」につながるメリットがあります。

f:id:kkkk18222606:20210925152457j:plain

例えば、上記の図ように、このシステムを取り入れている米国のエアバス社では、製造プロセスデータ、運行・整備データを分析・活用し、90社6000の航空機体をプラットフォーム上で運用管理をおこなうことで、航空機の遅延を減少させ、事業のコストとしては13-14億円を削減したという実績があります。近年、日本でもSOMPOや富士通などの大手企業が当システムを導入しており、日本企業のデジタル化が遅れている中、業務効率化で無駄なコストを減らすために、今後取り入れる企業が増える可能性は十分に高いと考えられます。

好業績で今後にも期待

f:id:kkkk18222606:20210925160308j:plain

PLTR/決算内容まとめ

上場してから、ずっと赤字続きでしたが、今期から業績が黒字転換し、成長し続けています👏

その理由の1つに契約数が1年で175%も大きく伸びたことが挙げられます⬇️

f:id:kkkk18222606:20210925161149j:plain

また、企業向けのシステム導入が伸びており、90%の収益増したことも挙げられます🎊

f:id:kkkk18222606:20210925160811j:plain

データをいかに活用した経営を行えるかが今後成長する鍵を握っているため、システム投資の需要は今後も続くと予想されます。コロナが収束し、各企業が体力を戻した後のことを考えると、今以上に企業のシステム投資は加速し、パランティアにとって追い風になると考えています。

抵抗線を抜け上昇トレンドへ🚀

これまでの株価の動きですが、上場後勢いよく上昇し45ドルあたりを高値に急落➡️その後ヨコヨコで株価は推移➡️3月と6月の高値を超え、好決算発表後に上昇トレンドの流れでした。

f:id:kkkk18222606:20210925161923j:plain

今が買い場である理由は、これまで超えられなかった抵抗線(3月・6月高値)を好決算後に上抜ける上昇トレンドを形成しているためです💡

テクニカル面で考えると、カップウィズハンドル」と呼ばれる強気チャートを形成しています。

f:id:kkkk18222606:20210926160205j:plain

カップウィズハンドル

アメリカの有名な投資家が考え出した法則で、長期トレードで大きな利益が得られるチャートパターンの1つと考えられています。

上記の図のように、①横ばいの値動きが続いた後、②一旦下落し、横ばいの価格付近まで戻ったところで再度下落し、③横ばいの価格以上に再度上昇する流れが当てはまります。

名前の由来は以下の図のように、カップの形をしているからです☕️

f:id:kkkk18222606:20210926161039j:plain

見ての通り、パランティアの株価はこの法則に当てはまったチャートの動きをしていることが見てわかると思います。

 

AFRM(アファーム・ホールディングス)

注目ポイント💡

AmazonWalmart、Shopifyの大手3社と連携し、今後の取引拡大が見込める点

f:id:kkkk18222606:20210924132210j:plain

会社概要:2012年に設立した会社で、消費者向けにシャツから車のタイヤまであらゆるモノを後払いで購入させる決済サービスを提供する会社です。

この会社はカード決済の業界を大きく変える可能性を秘めた会社です。今が買いである理由を③つの観点から説明していきます。

強いビジネスモデルと成長戦略

アファームのビジネスモデルは手数料ビジネスなので、大きく分けると、加盟店からの手数料と利用者からの金利手数料で儲ける仕組みです。また双方にとって、アファームの後払いシステムを導入するメリットが大きく、利用者が急増しています⤴️

f:id:kkkk18222606:20210926181500p:plain

利用者のメリット⏩本当に買いたい瞬間に後回しせず、即購入できる点です

アファームは独自の与信スコアリング技術を活用し、購入者が入力した情報をもとに、「後払い決済が可能か」判断し、「支払い金利」を決定する仕組みで、利用者が若い世代を中心に拡大しています。

加盟店のメリット⏩購入単価の上昇とリピート客が増える点です。

実際にアファームを導入した加盟店は、平均購入単価が最大85%上昇し、顧客のリピート率が20%も上がった統計が出ています。

f:id:kkkk18222606:20210926185140p:plain

導入企業

そして、このシステムがアメリカで大手のアマゾン・ウォルマート・ショッピファイに導入されることが発表され、今後のさらなるアファーム決済経済圏の拡大が期待できます👏

f:id:kkkk18222606:20210926185734j:plain

この連携により、取引高はさらに増え、収益が拡大するだけでなく、この3社を利用する消費者の膨大なビッグデータを活用し、与信精度を更に向上できる点が期待できます☝️

さらに、成長戦略の1つに『アファーム・カード』の発行を今年の予定で進めています。

f:id:kkkk18222606:20210926191013j:plain

これにより、利用者は購入金額ごとに、価格が低いモノに関してはデビットカードのような即時払いが利用でき、高単価なモノは分割で支払えたり、決済方法の使い分けができるようになりそうです。アファーム決済の導入が進み、本格的にクレジットカード不要の世界がやってきそうです。

好決算

直近の決算では、EPSが事前の予想を下回ったものの、全体的に良い内容でした。

f:id:kkkk18222606:20210926193547j:plain

AFRM/決算内容まとめ

今回のポイントは3つです。

・加盟店の伸び 412%の成長⤴️

・アクティブユーザーの伸び 97%の成長⤴️

・全体的な前期比の成長率 106%の成長⤴️

着実に会社として成長していることが確認できる内容でした👏

株価は直近高値に向けて戻す動きに🚀

上場後、株価は140ドル付近まで上昇したものの、売りが売りを呼び、50ドル付近まで下落トレンドを形成。約60%の下落でした💦

f:id:kkkk18222606:20210926194706j:plain

その後、50〜60ドル付近を支持線に横ばいが続き、好決算発表後、上昇トレンドへ転換⤴️

株価は12のように出来高を伴い、窓を開けて急上昇しているため、強気サインを示しています。

今後の動きとしては、直近の高値である140ドル付近まで上昇し、1度下落したのち、高値をに抜けての再上昇が期待できると見ています。

 

 

以上、今後成長が見込め、株価の上昇が期待できる企業を紹介しました。

※公表されている情報をもとに、管理人の判断のもと作成しております。
投資の元本割れリスク等に関して、一切の責任を追いません。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今後とも有益な情報を発信できるよう努めてまいりますので、よろしくお願いします😌